CRMの導入には、会社経営者が率先して行う場合と社員からの提案の場合の2つがあります。経営者が導入したいと思えば社員を説得するだけですが、社員からの提案というと必ず費用についての問題が出てきます。この場合には、おおよその費用を見積もってからの提案が必要となります。
新システムを導入する際には、運用に関わる費用と人に関わる費用の両方を考えないといけません。システムの運用については、CRMには初期の導入費用はクラウドを利用したものならサーバー代などが要らないのでライセンス料、マニュアル料などがかかり、その後運用していくなかでシステムのバージョンアップ料、サーバー料、などが必要になってきます。これらはほとんど毎月の利用料金として1ユーザーにつきいくら、とCRMを運営する会社で明確に記されています。
次に人にかかる費用です。これが意外とかかるんですね。CRMの導入を提案した人物がCRMについての知識と経験があれば、新たな費用もかかりませんが、外部から人材を連れてくる、または社内で育てる場合、相当な費用がかかるんですね。