mdmの基本となるサービスはセキュリティー面の強化であるが、その遠隔操作という部分に付随する形で業務を後押しする利便性も同時に提供する。業務用のファイルやデータなどを関係者に一括送信したり、出先から社内の必要な資料にアクセスしたりと商談内容に応じた資料提供をスムーズに行える。また大容量の動画なども社内のサーバーに置き、端末からの閲覧も可能である。百聞は一見にという奴だ。営業が少々下手くそでも「こちらを御覧ください」の一言で「わかりやすい動画」を見せれば効果的なプレゼンも可能となる。もちろん近年の端末であれば動画の一つ二つを持ち運べるだけの容量はあるのだが、10,20となると話は違ってくる。外部に公開しても問題ないプレゼン資料であれば広報も兼ねてYouTubeにあげてしまう方が便利だが、そうも行かない内容であれば社内で管理した方が良いだろう。また、端末単位での位置情報も確認できるサービスが多いので、言い方は悪いが「サボってないか」確認する事も可能だ。この位置情報確認に関しては紛失時の保険でもあるし、子供用の端末用のサービスとしても提供されている。MDM 「モバイルデバイス管理」 サービス – MoDeM