Archive for 8月, 2018


デスクトップ仮想化型のmdmソリューションはbyodを導入した事例においても管理が可能になります。
サーバ上で動作する仮想のモバイルデバイス端末をユーザーの端末にインストールした専用のアプリから使用することになるシステムが、VDIと呼ばれるものです。
業務アプリは全て仮想スマートデバイス上で動作をして、専用アプリ経由で画面のみが転送されるので、個人所有のモバイルでばしう端末にはデータが保存されることはありません。
byodを導入する上で大切なのは、データをスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス端末に置かないことです。そうすれば端末が紛失、盗難された時にも特に問題は起こりません。この方法でbyod管理をおこなえば、仮にモバイルデバイス端末が盗難されたとしても、サーバ側で仮想スマートデバイスへのアクセスを制限するだけで、業務で使用している情報への不正アクセスを防止することができるのです。

mdmの導入事例は企業に限った話ではありません。スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス端末の導入が進むのは企業だけではなく、教育機関においても同じなのです。
近年、iPadなどのタブレット端末を活用して、学習効率を高めようとする学校が増えてきています。以前であれば塾や大学、私立学校での導入が多かったのですが、近年では公立の小学校、中学校、高校においてもタブレットなどのモバイルデバイス端末の導入が進んでいます。
タブレットの導入に伴い、それらの大量のタブレットのモバイルデバイス端末を管理するためにmdmが導入されるようになっています。
数百人、数千人の生徒1人1人にタブレット端末を支給するとなると、その全てのモバイルデバイス端末を教師が管理しなければなりません。これは非常に大変なことであり、他の業務にも差し障りが出てしまいます。そこでmdmをうまく活用することで教師の管理負担を出来る限り軽減し、授業の効率を高めることができます。

mdmの導入を検討している場合、企業としてどのmdm製品を導入すればよいか分からない…という声をよく耳にします。mdmの導入に迷った時には企業としてどのような機能を求めているのか?を明確にすることが大切ですし、mdm導入事例をチェックしてみるのもよいでしょう。
mdmにはクラウド版とオンプレ版があります。製品によっては1つの製品で、オンプレ版とクラウド版の両方が提供されているケースもあるのです。
オンプレ版のmdmとは社内にサーバを設置しているmdmになります。一方クラウド版とはクラウド上で提供されているサービスになります。
今の時代ではクラウド版のmdmの方が人気が高く、導入事例も多いです。しかしクラウド版にもいくつかの欠点があります。例えばクラウド版のmdmではメンテナンス時間を調整することができません。
端末ワイプをしようと思った時にメンテ中で困った…というケースもあります。さらに勝手にバージョンアップされるので、管理画面や機能が変わってしまうこともあります。

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